第三者評価「モニター事業」による第3者評価の結果

特別養護老人ホームフルーツ・シャトーよいちは、平成15年3月28日から30日にかけて東京の第3者評価機関であるNPO法人メイアイヘルプユーによる第3者評価を行いました。施設ケアの向上のためには、第3者による客観的且つ科学的な運営内容の評価が欠かすことができないものと考えておりましたが、今回、全国社会福祉協議会が行う平成14年度の第3者評価モニター事業に応募して、モニター事業所に選定されたことから第3者評価を受けることとなりました。
メイアイヘルプユーの評価方法は、これまでの同法人の数箇所に及ぶ第3者評価実施のノウハウが蓄積された客観的に運営内容を評価する手法(MIH-T方式)とのことで、社会福祉士で保健師の資格を持つ方と看護師で施設経営者である方の2名の調査員が3日間に渡り、介護の現状視察や事業者面接及び利用者及び利用者代理人(家族)のヒアリングを行いました。特に、同法人は利用者(利用者代理人)の面接に2日間、一人当たり1時間から1時間30分をかけて、利用者から直接施設のケア内容を聞くという手法をとっており、利用者主体の視点で評価されるということは、事業者側の意図的な思惑は入りにくい優れた手法であると感じました。
今回はモニター事業であることから、全国社会福祉協議会においても公開することとなりますが、施設としてもケア内容の一層の充実のために今回の第3者評価機関による評価を公開することといたしました。
第3者評価の結果については、施設管理者としてまだまだ不十分であると感じていた「利用者と向き合う余裕のない職員」像が明らかになりました。この他、プライバシーへの配慮に関する職員の一層の意識付けや利用者個々の状況把握に基づいた個別ケアの推進など大きな課題も明示されました。ハード上の問題は速やかに改善するよう取り組んでおります。また、ソフト面については今回の第3者評価で明確になった課題解決に向けて、グループケアの一層の推進を図る中で積極的な改善に努めて参りたいと考えております。
本評価に対するご意見、ご感想については総合施設長 亀尾 毅(総合施設長 亀尾
までお寄せいただければ幸いです。

20030430.pdf第三者評価「モニター事業」による第3者評価の結果第三者評価「モニター事業」による第3者評価の結果※右クリックして「保存」してからご覧ください。

※第三者評価「モニター事業」による第3者評価の結果をご覧になるには、Acrobat Readerが必要となります。
お持ちで無い方は下記のリンクからダウンロードしてください。

http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep.html



Top
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。

b33fza34y9wu@fruit.or.jp